メルセデス・ベンツ日本は、プレミアムSUVのメルセデスベンツ『Mクラス』を大幅改良し、10月24日から発売開始した。
今回の改良では、外観のデザインを見直し、より精悍でダイナミックなスタイリングとした。内装は、パドルシフト付4スポークステアリングホイールを採用、センターコンソールにはHDDナビゲーション、地上デジタル放送(12セグ)対応テレビ、音楽CDを録音するミュージックレジスターなどを統合した「COMANDシステム」を搭載した。
さらに、キーを携帯しているだけで、リモコン操作をすることなくドアの開錠/施錠、ボタンを押すだけでエンジン始動ができるキーレスゴーを「ML550 4MATIC」、「ML63 AMG」に標準装備した。
安全面では、メルセデスベンツが体系化した包括的安全コンセプト「PRO-SAFE (プロセーフ)」を採用したほか、事故を未然に防ぐESPやブレーキアシストをはじめ、危険な状況を察知すると乗員保護の措置をとるPRE-SAFE(プレセーフ)、新装備SRSニーバッグを含む9つのエアバッグなど、最高レベルの安全装備を採用した。緊急ブレーキ時にブレーキライトが点滅し、後続車両に急減速・停車を知らせるアダプティブブレーキライトも装備する。
Mクラスのトップパフォーマンスモデルである「ML63 AMG」も大幅改良し、フロント部デザインを見直しより迫力を増すとともに、クロームパーツを多用しラグジュアリーな演出をした。クラス最大級の21インチ5ツインスポークアルミホイールも採用した。
価格はML550 4MATICが1086万円。