16日に発表されたホンダの新型『オデッセイ』は、その性格上、2つのタイプのライバルが存在する。ミニバンというくくりでのライバルと、ステーションワゴンおよびセダンというくくりでのそれだ。同社四輪営業統括部の魚谷隆行氏は、オデッセイの競合車種について「データ上、一番競合するのは実はトヨタ『エスティマ』。箱型でスライドドアを備えるいわゆるミニバンで、そこには何となく“伝統”とか“ミニバンといえば”とかいうイメージがあるんだろう。もうひとつは直接競合となるトヨタ『マークXジオ』。全高がオデッセイと同じ1550mmのクルマでもあるし」と語った。いっぽうで、オデッセイは初代から変わらずステーションワゴンやセダンのユーザーからも注目されていると魚谷氏は話す。「ミニバンというと、箱型スライドドアというのがマーケットの主流。オデッセイはもともと乗用車ベースということもあり、スライドドアを採用しない。ほかのミニバンと傾向と違うのは、ステーションワゴンやセダンからの乗り換えがとにかく非常に多い」何らかの理由でミニバンに乗り換えなければならないが、走りの楽しさを失いたくない、諦めたくないというユーザーがオデッセイを選ぶという。スポーツ系のクルマから乗り換える人が多いというオデッセイは、ミニバンというカテゴリでくくると稀有な存在だ。
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