カギを破壊してバイク盗難、少年16人を逮捕・書類送検

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大阪府警は16日、大阪府摂津市内などで原付バイクを狙った盗難を繰り返したとして、同市内に住む高校1年生の少年6人を窃盗容疑で逮捕。中学1年生から高校1年生までの少年10人を同容疑で書類送検した。16人は容疑事実を認めているという。

大阪府警・摂津署によると、逮捕・書類送検された16人は今年3月から5月に掛けての間、摂津市内にある民家敷地内に侵入し、原付バイク8台とナンバープレート1枚を盗んだ疑いがもたれている。

8人は自転車のサドル(パイプ部)を使い、これを強く押し当てることでバイクのキーシリンダー部分を打ち抜く手口でカギを破壊。エンジンの始動を行えるようにしていた。シリンダー部を破壊する時間は1台あたり30秒ほどだが、打ち抜く際の音が大きいため、現場から人海戦術でバイクを運び出し、人気の無い場所で破壊を実施していたという。

16人は警察の調べに対し、容疑を大筋で認めている。カギ破壊のテクニックについては「先輩から聞いた」などと話す者が多く、警察では背後関係についても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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