11月20日発売のトヨタ『iQ』のユーザー象をイメージするのに、『ヴィッツ』やホンダ『フィット』の初代が登場したころのユーザーにヒントがあるかもしれない。10月15日に幕張メッセで同車の発表会が行なわれたさい、ある販売担当者は、iQに関心を持つ人について「自分のこだわりをしっかりと持った人だろう。例えばヴィッツやフィットからiQに乗り換えようと考えている人は、おそらく2代目や3代目のユーザーではなく、初代のオーナーだと思う。つまり、このクルマの強烈な個性や革新性、優れたデザインなどが、今の自分のこだわりとマッチしたとき、値段を気にせず手に入れるはずだ」と語った。また、iQへ乗り換える人の流れが、今までの『RAV4』へのそれに似ていると話す販売担当者もいる。「iQは、どんなクルマからも乗り移りやすい。そういう点では、RAV4が近い。RAV4もiQも、今まで乗っていたクルマの大小に問わず、こだわって選んだ人たちに選ばれるだろう」。1994年誕生のRAV4は、乗用車感覚のSUVのパイオニアとして「見て、乗って、楽しいスモールSUV」といわれた。それから14年。はたして、iQは市民権を得られるか。
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