三洋電機、メキシコの太陽電池モジュール工場の生産能力を増強

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三洋電機は、太陽電池の需要拡大が見込まれる北米で、太陽電池事業の強化するため、メキシコ・モンテレー工場の生産能力を増強する。

メキシコ・モンテレー工場は、世界最高レベルの変換効率を持つHIT太陽電池セルをモジュール化する工場で、現在20MWの生産能力を持つ。需要が急増している北米市場向けに対応するため、今年度中に生産能力を現状の2.5倍となる50MWまで増強する。

三洋電機は、HIT太陽電池セルの生産能力を2010年度末に現状の260MWから2倍以上となる600MW以上に引き上げる計画だ。現在世界三大市場である日本、北米、欧州に向けた増産体制を進めているが、北米では、メキシコ・モンテレー工場でのモジュールの生産増強のほか、セルの材料となるインゴット・ウェハを増産するため、サンヨー・ソーラーUSAに加え、新たに米国・オレゴン州に新会社を設立した。ウエハ増産のための新規工場を建設し、インゴット・ウェハの生産能力を2009年には現状の3倍となる100MWに拡大する。

《レスポンス編集部》

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