沖電気工業は、米国における事業統括会社としてOKIエレクトリック・アメリカを10月1日付けで設立したと発表した。
情報通信事業だけでなく、同社グループ企業の米国におけるマーケティング・販売などを推進する拠点として、プリンタ事業を展開しているOKIデータ・アメリカとともに、北米・南米市場での事業強化を図る。
新会社のOKIエレクトリック・アメリカは、半導体事業の分社・株式譲渡にともなう米国拠点の再編により設立するもの。これまで半導体事業の拠点を中心に展開していたセンサデバイス、プリント基板、電線、電源などの同社グループ企業の事業に加え、生体認証を利用した組み込みソフトをはじめとする情報通信事業の市場開拓を進める。
今後、同社は北米市場での事業基盤の整備を図り、海外事業の拡大を目指す。