トヨタ車体は、2007年度の環境と社会側面での取り組み内容を基軸とする「環境・社会報告書2008」をまとめ、ホームページに掲載した。
同社は1999年に「環境報告書」として初版を発行し、2003年から社会的側面の情報開示を追加し、「環境・社会報告書」とした。今回で10回目の発行となった報告書では、CSR(企業の社会的責任)強化への思いを社長メッセージに織り込むとともに、グッドカンパニーづくりの3本柱として「環境・社会・社員」の3つの側面から、活動内容をまとめた。
「環境」側面では、自動車の燃費向上に寄与する軽量化技術の開発、生産活動におけるCO2低減対策の推進、環境に寄与する新規事業の推進などについて掲載した。環境への取り組み事例の一部は動画でも紹介している。
「社会」側面では、良い商品を顧客に提供するための取り組み、福祉商品でより多くの人に移動の自由と喜びを提供する取り組み、国内外での植林・緑化活動などについて掲載している。
「社員」側面では、安全・快適な職場づくり、人材育成とキャリア支援、活力ある職場づくりなどについて掲載している。