来月17日から開催する「チャレンジ三宅島'08モーターサイクルフェスティバル」を目前に、関係者のPRに熱が入る。4、5日は新宿西口のロータリーに隣接するイベントコーナーに、競技車両が持ち込まれている。実際に三宅島を走るオフロードマシンとサイドカーだ。
この両日は、伊豆七島の観光を紹介する物産展「愛ランドフェア」が開催中だ(5日は18時まで)。伊豆七島の特産品が直売され、三宅島コーナーでは明日葉や島海苔、芋と米麹で作った焼酎「雄山一」が並ぶ一角に、2台のマシンが飾られている。
これらのマシンは、フェスティバルの期間中に、模擬走行(エキシビジョン)で島内を走る。
マシンのそばには、マン島TTレースを完走したライジングサンレーシングのドライバー渡辺正人氏(=写真中央)も駆けつけ、サイドカーレースの魅力を語り、チャレンジ三宅島への参加を呼びかけている。
サイドカーは、エンジンこそ国産メーカーの市販モデルを搭載しているものの、そのほかはほとんど手作り。オートバイとは全く違う運動性能を見せるマシンを、ドライバーとパッセンジャーの絶妙なコンビネーションで操るところに魅力があるという。