米国ホンダは9月3日、8月の新車セールス状況をまとめた。トータル販売台数は14万6855台で、前年同月比は7.3%減。2か月連続のマイナスとなった。ホンダブランドは『シビック』『パイロット』、アキュラブランドは『TL』が好調だった。
ホンダブランドではシビックが5.3%増の3万0052台をセールス。中でもハイブリッドは47.7%増の3105台を販売し、顧客の燃費志向の高まりを反映している。
また、今年5月末から全米のディーラーに並んだ新型パイロットは、18.6%増の1万1276台が売れた。装備内容を引き上げたにも関わらず、ベース価格を旧型と同じ2万7595ドル(約300万円)に据え置いたのが、顧客に好評だ。
アキュラブランドではモデル末期のTLが0.2%増の5000台と堅調。2009年型として投入される新型TLと『RL』(日本名『レジェンド』)のマイナーチェンジモデルで巻き返しを狙う。
一方、新型発売が間近の『フィット』は25.1%減の4800台と販売にブレーキがかかった。セールス好調だった『アコード』も7.9%減の4万3613台と息切れしている。