新日鉄出資のSUS、タイ総理大臣賞及びエネルギー賞を受賞

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新日鉄出資のSUS、タイ総理大臣賞及びエネルギー賞を受賞
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新日本製鐵が筆頭株主として出資するタイの冷延鋼板メーカーのサイアム・ユナイティッド・スティール(SUS)がタイ王国の2008年度総理大臣賞(環境保全部門)とエネルギー賞を相次いで受賞した。

総理大臣賞は、タイ政府が国内産業の振興・育成を目的に1993年に制定したもので、生産性、環境保全、安全、品質、エネルギー、中小企業の6つの部門があり、更に3部門以上の受賞実績のある企業のみがノミネート可能な最高賞がある。審査は書類審査と工業省の審査官による数度にわたる工場実地調査によって実施される。

SUSはこれまで、2000年に安全部門、2005年に生産性部門、2006年に品質部門、2007年にエネルギー部門でそれぞれ受賞しており、今回が4年連続5度目の受賞となるとともに、受賞可能な5部門すべてで受賞したことになる。

エネルギー賞は、エネルギー省が主管する国家表彰の一つで、省エネルギーや代替エネルギー開発の促進を目的として1999年に制定された。本年度は、150社がノミネートし、51社が受賞。その内製造業としては、60社がノミネートし、SUSを含めて13社が受賞致した。

審査は、●省エネの継続的な実施及び改善、●政府に対する継続的な状況報告、●すべての従業員の参加、●新たな創造的アイディア、●エネルギーに関する教育やキャンペーンの実施、について行なわれた。

SUSではこれまでの間、電力・蒸気等の使用量削減、輸送効率改善による燃料使用量削減、水の循環使用率向上など、数々の省エネ活動を実施し、これらが高く評価されて今回の受賞に至ったとしている。

《レスポンス編集部》

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