J.D.パワーアジア・パシフィックは、2008年米国自動車耐久品質調査の結果を発表した。
この調査は、新車購入後3年が経過した時点での車の耐久品質について調べるもので、車両性能分野別に「走行性能分野」、「エンジン分野」、「トランスミッション分野」など9つのカテゴリーについて、実際に経験した不具合をユーザーに指摘してもらった。
今年は2005年型車を新車から乗っている乗用車およびライト・トラックのユーザーを対象に、2008年1月から4月にかけて調査を実施し、5万2000人以上から回答を得た。
この結果、ブランド別ランキングでは、レクサスが14年連続トップとなった。2位はマーキュリー、3位がキャデラック、4位がトヨタ、5位がアキュラだった。
セグメント別ランキングでは、レクサスが6つのセグメントでトップに入った。これは今年の調査で最多。トップに入ったモデルは『ES330』、『GX470』、『IS300』、『LS430』、『LX470』、『SC430』。トヨタブランドでも『ハイランダー』、『プリウス』、『RAV4』、『セコイア』、『タンドラ』が5つの該当セグメント別でそれぞれ1位だった。
フォードとホンダは2セグメントでトップに入った。フォードは『クラウンビクトリア』と『レンジャー』が、ホンダは『エレメント』と『S2000』がトップだった。ビュイック、シボレー、ヒュンダイ、マツダ、マーキュリーはそれぞれ1セグメントで1位だった。