独フォルクスワーゲン(VW)は6日、6代目となる新型『ゴルフ』の概要と写真を発表した。「歴史上、最も優れたゴルフ」とメーカーは自負し、「今年の自動車業界で最も重要な発表」と謳う。
34年間に歴代累計で2600万台が販売されたミドルクラスカーは、新型への移行ですべての部分において改良されたという。「6代目は品質と快適性について、市場クラスをまたいで新たな水準を築くものだ。商品価値はかつてなく高い」とマーティン・ヴィンターコーン会長はコメントする。
フロントエンドの意匠は新型『シロッコ』にも通じ、新型ゴルフのデザインはVWの新世代の方向性を示唆するという。エンジンはTDI、TSIの各機種を搭載、トランスミッションはDSGを採用し、燃費は従来比で最大28%向上しているという。
欧州市場での発売は10月を予定、以下アフリカ、アジア、オーストラリア、北米と続く。ドイツ本国でのベース価格は1万6500ユーロ前後(270万 - 280万円)。