【GM100周年 特別企画】「車内では歌を歌っているよ。サッチモもチェット・ベイカーも歌ったんだから。」 日野皓正インタビュー

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【GM100周年 特別企画】「車内では歌を歌っているよ。サッチモもチェット・ベイカーも歌ったんだから。」 日野皓正インタビュー
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ジャズ・トランペッター 日野皓正

文化の継承こそ重要

中学生を相手にジャズの素晴らしさを教える「ドリーム・ジャズ・バンド・ワークショップ」(主催は世田谷区教育委員会)では校長を務め、直接指導にあたっている。自身のバンドにも中学を卒業したばかりのドラマーを抜擢したりと若い世代への指導・育成には余念がない。

「子どもたちに音楽を伝えていくこと、つまり文化の継承。これは一番大事なことだね。かつて僕がジャズの先人達から数々のメッセージ受け取ったように、今は自分が若い世代へバトンを渡す番。無限の可能性を秘めた子どもたちに音楽を通じていつも希望を託してるよ。これは日本のためにも、世界平和のためにも重要なことなんだ。僕に関わった子供たちはその想いをさらに後世に引き継いでいってくれると思うよ」

世界平和という壮大なテーマに立ち向かうその姿は、アメリカでの成功を夢見たかつての自身の姿と重なるのかもしれない。キャデラックCTSのステアリングを握る手の向こうで、少年のように瞳を輝かせて語る日野がいた。(文中敬称略)

【日野皓正 プロフィール】

1942年東京生まれ。タップダンサー兼トランペッターであった父親より9歳からトランペットを学び始め、13歳の頃には米軍キャンプのダンス・バンドで活動を始める。1967年、初リーダー・アルバム『アローン・アローン・アンド・アローン』で絶大な評価を得る。1975年、ニューヨークに活動拠点を移し、ジャッキー・マクリーン、ギル・エバンス、ホレス・シルバー、ラリー・コリエルなどと活動。1989年には日本人として初めてジャズの名門レーベル“ブルー・ノート”と契約。1990年以降、自身の夢である「アジアを1つに」という願いを込め、アジアのミュージシャンたちと結成した「日野皓正 & ASIAN JAZZ ALLSTARS」で活動。現在、後進の指導やチャリティー活動に情熱を注ぐかたわら、精力的にライヴ活動を続けている。

《鷲尾康彰@DAYS》

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