ケンウッドは、7月7 - 9日に開催された北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)での外務省の一斉同報通信の手段として、同社のデジタル業務用無線システムが使用されたと発表した。外務省が使用したデジタル業務用無線システムは、同社が北米の民間産市場向けに新しく開発し、昨年12月に発売したデジタル業務用無線機器「NEXEDGE」シリーズと同じシステム。NEXEDGEシリーズは、これまでの無線機器と同様のプレストークによる即時通話に加え、デジタル無線ならではの「音声の秘匿化」や「ノイズの少ない通信」、「データ通信機能の充実」、「IPネットワークの利用による広域カバー」、「中継器の複数台利用によるマルチチャネルアクセス」などが特徴。同社は、北米を中心に今後の普及が見込める民間産業市場向けのデジタル業務用無線機器を成長の柱の一つと位置づけ、NEXEDGEシリーズの販売拡大に注力するとともに、無線機器/測定機器メーカーと共同でNEXEDGEシリーズの技術仕様を応用したデジタル業務用無線システムの標準規格制定に向けた取り組みを推進している。 サミットでNEXEDGEシリーズの利便性と信頼性が実証されたことで、今後はこれらの取り組みに弾みをつけ、業務用無線機器事業の強化と中長期的な成長戦略を推進すると、している。
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