日野自動車が発表した2008年4-6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高は前年同期比3.2%増の3189億円と増収。営業利益が同25.2%減の73億円と大幅減益となった。
国内売上台数は全体需要が減少し、普通トラック、小型トラック、バスの合計で同5.6%減の8790台にとどまった。また、トヨタ自動車からの受託生産車も同5.7%減の4万5388台にとどまった。
一方で、海外売上台数はアジア、中南米、中近東地域で需要が増加、同28.0%増の1万8556台と好調だった。損益面では、国内のトラックの需要低迷や円高ドル安の影響で、営業減益となった。
経常利益も同20.6%減の90億円だった。当期純利益は投資有価証券売却益を計上、同3.5%増の68億円だった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。