豊田自動織機・トヨタL&Fカンパニーは、「特定特殊自動車排出ガス規制」に適合したエンジン式大型フォークリフト(10 - 24t積みフォークリフト、18 - 43tコンテナスプレッダ車)をはじめ、4車種35機種の産業車両を8月18日から順次発売すると発表した。
環境に対する社会的な関心が高まる中で、産業車両市場でも低燃費・低排出ガスといった環境性能に対する顧客ニーズは年々増えており、今後もその傾向は続くことが想定される。
こうした状況から「特定特殊自動車排出ガスの規制などに関する法律」(オフロード法)が2006年4月1日に施行となった。規制開始時期は、エンジン出力ごとに定められている。今回、4車種で排出ガス規制に適合した新エンジンを搭載する。
同社では、顧客ニーズに応じて、排出ガス規制へ対応していくのに加え、環境性能をさらに高めた新エンジンの開発、六価クロムなどの環境負荷物質使用ゼロへの取組み、エンジンとモーターで駆動するハイブリッドフォークリフトの開発、バッテリーフォークリフトの高性能化など、環境への取組みを確実に実施するとしている。