双日、中国の検査治具メーカーに資本参加

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双日は、自動車部品用検査冶具メーカーのネイブの100%子会社である広州寧武汽車技術有限公司に資本参加したと発表した。

広州寧武汽車技術が実施する、第3者割当増資を双日が約2億円で引き受け、出資比率は25%になる。双日は、広州寧武汽車技術への資本参加を通じて、中国における自動車事業の拡大を図る。

広州寧武汽車技術は、自動車部品の検査冶具を日系自動車部品メーカー向けに設計・製作。ボディー関係の板金部品、シート、ルーフ、ダッシュボード、ドアなどの内装部品、バンパー、ヘッドライト、ウインドガラスなどの外装部品と、部品の素材や形状に関わらず様々な検査冶具を設計・製作している。

検査冶具は、自動車の製造工程で重要なもので、広州寧武汽車技術は、日系メーカーの現地調達の動きに合わせていち早く中国に進出して実績をあげてきた。現在、中国に進出している日系自動車部品メーカーは1100社以上。日系メーカーは金型や検査冶具の調達を中国で行うようにシフトしており、高品質・高精度の検査冶具の需要は今後も増加する見込み。

広州寧武汽車技術は、日系メーカーが多数進出する広州経済開発区に工場を新設して、生産設備を拡張する計画。新工場は2009年に稼動を開始する予定で、2011年には15億円の売り上げを目指す。

双日は、自動車事業でエンジニアリング・部品製造などの川上事業から、物流・製造などの川中事業、ディーラーなどの川下事業までのバリューチェーンを構築している。今後も既存事業との相乗効果を図りながら、機能を強化し、自動車事業の収益拡大を目指す。
《レスポンス編集部》

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