トヨタ自動車は15日、新車購入者が広告を車両に取り付けることで報酬を得る新たな新車購入サポート「カーバイト」のスタートを記念し、横浜市にあるららぽーと横浜で発表イベントを行った。
ららぽーと横浜の特設会場には、ゲストにお笑いタレントの「江戸むらさき」も駆け付け、USENのラッピングが施された『bB』と『カローラフィールダー』のお披露目を盛り上げた。
このサポートを受けるためには、購入後、30日後や90日後という区切りに、事務局とユーザーとの間で、使用状況の連絡や承認のやりとりなどが必要。
イベント終了後に展示車を興味深く見入っていた20代後半の男女は、「購入後にいろいろなことをしなければならないので、“6万円引き”っていう感じはしないけど、やっぱり6万円はデカい。駐車場代が半年分浮くって感じもするし…」ともらしていた。
スタート前からこのサービスに注目しているユーザーもいるようで、同社広報部によると、この発表前からすでに何件かの問い合わせを受けているという。
実際にラッピングされたbBとカローラフィールダーを近くに寄って眺めてみると、ラッピングの存在を忘れてしまうほど車体にマッチしたデザインで、広告に包まれたクルマに乗っているという感じはなさそうだ。このサポートは、神奈川と北海道での台数限定のサービスとなるが、その反響はいかに?
ちなみに、東京都には「都市景観との調和」などの観点から、自家用車については、車体利用広告に規制がしかれている。