日産ディーゼル工業は10日、トラクタなど計3車種の制動装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2005年4月22日 - 2008年5月7日に製作された1412台。
後輪ブレーキ用エア配管取付ブラケットの強度が不足しているため、ブラケットが折損し、ブレーキエア配管が損傷してエアが漏れ、制動力が低下するおそれがある。
全車両、取付ブラケットを対策品と交換するまた、ブレーキエア配管に損傷があるものは、新品と交換する。不具合発生件数は2件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。