パトカーに追跡のバイク、対向車に突っ込む

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6日深夜、鹿児島県出水市内の国道447号で、交通違反を行ったとしてパトカーの追跡を受けていたバイクが、対向車線から右折してきた乗用車と衝突する事故が起きた。バイクは転倒、運転していた男性が死亡している。

鹿児島県警・出水署によると、事故が起きたのは6日の午後10時50分ごろ。これより約5分前の午後10時45分ごろ、出水市内の国道447号をパトロールしていた同署パトカーが、はみ出し禁止区間で対向車線に進入して前走車を追い抜いたバイク2台を発見。ただちに停止するように命じたが、バイクはこれを無視して逃走を開始した。

バイクは80 - 90km/h程度の速度を維持したまま走行したが、このうち1台は出水市昭和町付近で対向車線側から右折してきた乗用車の側面部に衝突。運転していた21歳の男性は路上に投げ出された際に全身を強打し、間もなく死亡している。乗用車を運転していた22歳の男性にケガはなかった。もう1台は事故の混乱に乗じて逃走している。

パトカーは違反車両の後方300m程度を走行していたが、車両が信号無視を2回連続させた時点で危険と判断。追跡を中止したものの、その直後に事故が起きてしまったという。

《石田真一》

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