マツダの井巻久一社長は8日東京で行った『ビアンテ』発表の席上、環境対応技術強化の一環として、「来年にはクリーンディーゼルエンジン搭載車の投入も視野に入れている」と述べた。
投入地域には言及しなかったが、日本や欧州を念頭に置いているようだ。マツダは乗用車用として排気量2リットルのディーゼルエンジンをもっており、国内では来年に施行されるポスト新長期規制に対応させる方針。
また、井巻社長はガソリンエンジンにアイドルストップ機構を導入した省燃費車についても2009年に市場投入する方針を明らかにした。
マツダは先に、販売車両の平均燃費を2015年までに08年比で30%向上させる技術目標を公表している。