ホンダ、新型燃料電池車を11月販売開始

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ホンダ、新型燃料電池車を11月販売開始
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ホンダは、新型燃料電池車『FCXクラリティ』の日本仕様車を公開した。日本でのリース販売は11月に開始する予定だ。販売計画台数は、日米合わせて年間数十台、3年間で200台程度を予定している。

FCXクラリティは、圧縮水素ガスを燃料する燃料電池車専用として設計され、走行中にCO2を全く排出しない究極のクリーン性能をもつ。日本仕様車では、冷暖房機能を備えた温度調節機能付シートを前席に加え後席にも採用している。

ホンダ独自開発の燃料電池スタック「V Flow FCスタック」は、大幅な性能向上と軽量・コンパクト化を達成し、先代FCXに比べ出力を86kWから100kWに向上させ、-30℃での低温始動も可能としている。また、航続距離も30%向上し、620kmとした。

日本での販売先は当面、官公庁および一部の限定された民間企業へのリース販売を計画している。7日から開催される北海道洞爺湖サミットでは「環境ショーケース」に提供される。

また、ホンダでは、より多くの一般のユーザーにFCXクラリティに実際に接してもらい、燃料電池車の魅力を体感してもらうため、来年から日本全国で様々なイベントを開催する予定だ。

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