感性価値時代のデザイン…「レースと日常」スズキ吉村等氏

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パシフィコ横浜で5月21 - 23日に行われたフォーラム『感性価値時代のデザインと企業ブランド』で、スズキ4輪デザイン部・吉村等部長は、「スズキデザインの目指すもの - スズキプロダクツの背景とデザインフィロソフィー -」というテーマで講演を行った。

吉村氏は、スズキのデザインフィロソフィを説明するにあたり、『スイフト』の成功例をあげ、今後のスズキブランドの両翼となる2要素、「チャレンジ精神」と「日常生活の道具」について語った。

スイフトのエクステリアは「ひと目でその力強い走りを予感させる、ダイナミックで存在感のあるボディデザイン」という明快なテーマのもとに開発され、そこには3つのデザイン要素が具現化されていると吉村氏は述べた。

「スイフトは、存在感を強調するために、塊感、安定感、品質感の3つを高めることを追求した。シンプルで曖昧さがない、充実して深みがある塊感。重心を低くし路面に踏ん張って走る安定感。スズキ技術による精度感、信頼感のある品質。この3つに加え、子供でもすぐに絵がかけるようなシンプルでわかりやすい造形を目指したものとなっている」

また吉村氏は、今後のスズキブランドの両翼をなす2つの柱についても触れ、「参戦し続けている様々なモータースポーツからのイメージと、お客様の日常生活に密接した身近な道具としてのイメージの2つを大事にしてデザインを進めていく。スポーティさやチャレンジ精神が込められた日常の道具としてのクルマづくりを基本スタンスとする」と語った。

さらに、「お客様の日常生活に密着し、限られた条件の下でコンパクトカーを創り出していく。ひいてはそれが無駄がないモノづくり、持続性のあるモノづくりにつながっていく」と語り、欧州向け『スプラッシュ』やインドで披露した『Concept A-Star』にも共通するスズキのコンパクトカーづくりの基本を述べ、講演を締めくくった。
《大野雅人》

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