【日産 ティアナ 新型発表】エモーショナルなデザイン

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【日産 ティアナ 新型発表】エモーショナルなデザイン
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新型日産『ティアナ』(2日発表)、内外装のデザインを取りまとめた商品企画室チーフ・プロダクト・スペシャリストの有光大氏は、ティアナのインテリアデザインについて「こだわりの箇所は、インテリアの至る所にあります」と語る。

機能性とは関係ない部分についても、随所にエモーショナルなデザインを与えている。ドア内部の取っ手の部分は複雑な3次元曲面を持った、車の内装ではちょっと珍しい、現代美術におけるオブジェのような造形となっているが、そこも美しい内装作りという観点から、ことさらこだわったのだという。

ティアナはLクラスサルーンのなかでは価格帯がやや低い、いわゆる“ミディアムハイ”と呼ばれるクラス。より高価な高級車に比べるとコスト制約はかなり厳しい。その制約の中でどう上質を表現していくかという工夫と努力が盛り込まれたインテリアは、新型ティアナ最大のハイライトと言える。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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