5月31日夜、神奈川県綾瀬市内の県道で、給油待ちのために路上駐車していたクルマの列に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突。5台が関係する多重衝突事故に発展した。この事故で3人が軽傷を負っている。
神奈川県警・大和署によると、事故が起きたのは5月31日の午後9時55分ごろ。綾瀬市小園付近の県道で、ガソリンスタンドでの給油待ちのために順番待ちの列を形成していた路上駐車のクルマ4台に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突。5台が関係する多重衝突に発展した。
この事故で関係したすべての車両が小破。乗っていた3人が打撲などの軽傷を負った。追突車を運転していた46歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。自動車運転過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。
調べに対して男は「普段はクルマが止まっていないところに列があって、何事かと考えているうちに判断が遅れて突っ込んだ」などと供述しているようだ。事故に巻き込まれた4台は翌日からのガソリン値上げに備え、給油に訪れていたという。