新日石、燃料電池のPROX触媒で受賞

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新日本石油は、「燃料電池システム用水素製造におけるPROX触媒」の研究で、日本化学会から「第88春季年会優秀講演賞(産業)」を受賞したと発表した。

日本化学会は1878年に設立された日本最大の化学学会。第88春季年会優秀講演賞(産業)は、3月に行われた同学会年会での講演の中で、特に優れた講演に対して贈られるもので製品開発に大きく寄与した技術内容を発表するATP(Advanced Technology Program)部門での受賞となった。

同社は、家庭用燃料電池システムで家電並みの10年・約4万時間の耐久性を目標にしており、そのための課題の一つとして、水素製造触媒の一つであるPROX触媒を、高耐久かつ高性能なものにすることが不可欠だ。

今回の研究では、従来同時にはできなかったCO燃焼反応とメタネーション反応を同時に進行させることで、PROX触媒の耐久性を飛躍的に向上させる触媒の設計に成功した。

この開発によりPROX触媒の耐久性は同社の目標を達成できる見込みとなり、燃料電池システム全体の開発における進展に結びついたことが高く評価され、受賞となった。
《レスポンス編集部》

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