豊田自動織機は27日、5月27 - 31日に独ハノーバー市で開催される世界最大の国際物流見本市「CeMAT2008」に、開発中のハイブリッドフォークリフトを参考出品すると発表した。
出品するハイブリッドフォークリフトは、排気量1.5lガソリンエンジンに202V・6.5Ahのニッケル水素電池を組み合わせたもの。走行時はシリーズハイブリッド方式、荷役システムはパラレルハイブリッド方式を採用し、フォークリフトに最適なシステムを自社開発した。
製品化に向け、従来のエンジン式フォークリフトと同等の性能を確保しつつ、燃料消費量の半減をめざす。今年度は製品化に向けた信頼性・耐久性確保のための実証実験を開始する。