感性価値時代のデザイン…トップが語る空力デザイン

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「人とくるまのテクノロジー展2008」(5月21 - 23日、パシフィコ横浜)内で行われたフォーラム『感性価値時代のデザインと企業ブランド』。

パネルディスカッションでは、「地球環境問題とデザイン」というテーマにも触れ、「感性価値やブランドの創造と空力性能向上を両立するためのデザイナーの課題とは?」という質問に対し、日産、マツダ、スズキのデザイン部門トップがそれぞれ回答した。

日産自動車、中村史郎デザイン本部常務役員…「空力の低減という課題にはさらに厳しく取り組まなければならない。特に、今後出てくる電気自動車に対しては、高速域での空気抵抗の低減が大きな課題だ。1980年代の空力ブームとは違った意味で、デザイナーが真剣に空力を意識しつつも魅力的なデザインをつくっていなければならない時代となるだろう。が、こればかりは経験を積まなければわからないこと。デザイナー自身が空力を能動的に自分のものにすることが大事じゃないかと思う」

マツダ・デザイン本部、ヴァンデンアッカー・ローレンス本部長…「空力と同様に軽量化や小型化が大事だと考えている。例えば空力だけ5%程度の改善では、立ち行かないと思う。そこで例を挙げると、アメリカでは今、ダウンサイジングという流れが確実にある。日本の自動車メーカーはたいがい小さいサイズからデビューさせてそれを大きいサイズへと進化させていくが、今後は軽量化やダウンサイジング、そして空力も含めたアグレッシブなデザインに積極的に取り組んでいく必要があると思う」

スズキ4輪デザイン部、吉村等部長…「デザイナーは、造形技術によって空力関係の数値をより良い方向へと進めていくことと、車に環境メッセージを込めてお客に環境の配慮や意識を高めていただくことの2つの責任がある」
《大野雅人》

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