ダイハツDOPナビ2008年モデルのうち、地上デジタルのフルセグチューナーが内蔵されているのは3機種。価格が30万円を超えるハイエンドモデルが中心となるが、その中でも『NHZN-W58』は唯一のミドルクラス。ダイハツオリジナルで、価格は約25万円となる。
パナソニック製で、OSにWindows Automotiveを採用したモデルだ。トヨタDOPと共通のハイエンドモデル2機種はモニターがワイドVGAだが、NHZN-W58はワイドQVGAとなる。モニターをQVGA化したことでフルセグチューナーを内蔵しながらも、ハイエンドモデルより8-10万円も安い価格を実現している。
ダイハツの担当者は「軽乗用車をファーストカーとするお客様は地方に多く、こうした方々から“もう地デジの時代なのだからフルセグチューナーをセットしてくれ”という要望が多かった」と説明する。
フルセグチューナーを内蔵(同梱)すると価格はどうしても上昇してしまうが、ある種の割り切りがモニターサイズに向けられた格好だ。