気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年5月16日付
●四川大地震 震源地「死の街」死者推計5万人(読売・1面)
●プリウス100万台突破、10年5か月で達成(読売・2面)
●車鋼材2万円超上げ調整、家電や造船波及必至(読売・10面)
●青木ホンダ会長自工会会長に選出(読売・10面)
●トヨタの成都合弁工場、再開は19日以降(産経・9面)
●鋼材値上げでも車両転嫁「困難」自工会新会長(東京・8面)
●自動車保有初の減少、3か月連続前年割れ、関連産業に打撃(日経・1面)
ひとくちコメント
日本自動車工業会は15日開いた通常総会でホンダの青木哲会長を新会長に選出するとともに、副会長にトヨタ自動車の渡辺捷昭社長と三菱自動車の益子修社長を新たに選任。日産自動車の志賀俊之COOとマツダの井巻久一会長兼社長、自工会の名尾良泰専務理事を再任した。
また、青木新会長をサポートする自工会事務局の新体制として理事・事務局長に参与の岩武俊広・国際統括部長、後任の参与に梅本久義・業務統括部長らを昇格させる人事を6月1日付で発令する。
都内のホテルで開かれた総会後の懇親会には業界関係者ら約800人が出席したが、このうち、国会議員は道路政策をめぐる国会論戦が一段落し、解散・総選挙に備えてなのか、河野洋平・衆院議長をはじめ、鳩山由紀夫・民主党幹事長ら政治家だけで約120人が駆け付けて、青木新会長らと歓談した。