7月24日から27日まで開催される、“鈴鹿8耐”こと「2008 QTEL FIM 世界耐久選手権シリーズ第3戦“コカ・コーラゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第31会大会」に、フレディ・スペンサーが来日することが決定した。06年にツインリンクもてぎで開催されたHonda Racing Thanks Day以来の来日となる。
スペンサーは、83年にケニー・ロバーツ(シニア)と、当時の最高峰の世界グランプリ500ccクラスでデッドヒートを展開。21歳8か月でワールドチャンピオンに輝き、未だに破られていない最年少記録となっている。また、85年には500ccクラスに加えて250ccクラスにもエントリー。ダブルタイトル獲得の偉業を成し遂げた。
スペンサーというとロードレースのイメージが強いが、8耐にも参戦しており、世界グランプリ参戦前の80年に初参戦(予選11番手、決勝リタイア)し、92年には「ミスタードーナツオクムラホンダ」から鶴田竜二とのコンビで再挑戦。ホンダ『RVF750』で予選3位、決勝4位の成績を残している。99年には、ファンが選ぶドリームチームのライダーとして、ジョン・コシンスキーとともに参戦。予選で転倒して決勝は欠場している。
今回の来日では、デモンストレーション走行を行うほか、トークショーなどさまざまなイベントへの参加が予定されている。
8耐の観戦チケットは、5月17日より販売開始となる。