新日本石油は、石油化学製品(ベンゼン)の5月の契約価格を引き上げると発表した。5月の契約価格を前月よりも1トン当たり60ドルアップの1145ドルとする。国内価格換算想定値は1kg当たり125.3円となる。原油やナフサなどの価格上昇や生産コストの上昇に加え、ベンゼン定修期を迎えたアジア需給がタイトで、アジアスポットACPは1トン当たり前月比60ドルアップで決着したため。