タカタは、韓国のインテルシステム社と総代理店契約を締結し、韓国でチャイルドシートの販売を開始したと発表した。
韓国では、1990年から幼児へのチャイルドシート着用が義務付けられているが、2004年OECD(経済協力開発機構)調べによると、15歳未満の自動者事故死亡率は10万人あたり1.10人と、日本に比べ約3倍という高い数値で推移している。このため同国では、2006年6月からチャイルドシート未使用者には罰金を支払う制度の導入や、チャイルドシートの基準を新たに見直すなど、安全意識の向上に力を注いでいる。
また、韓国では子ども教育への関心が高く、子どもに与えられる商品や環境は、より高品質なものが受け入れられ易い傾向がある。
タカタは、韓国におけるチャイルドシートの新基準認証を取得し、今後高品質で安全性の高い商品を求める層に向けてチャイルドシートの販売を展開する。