なお、K20DのカタログではこのDA 16-45mmが装着されている。だが、売られている「K20Dレンズキット」に標準レンズとして付属しているのはDA 18-55mm F3.5-5.6 AL IIとなっている。また、この画角にはPENTAXの最高峰、スターレンズもラインナップされている。DA★16-50mm F2.8がそれだ。理想の1本といえそうだが、機動性が重視されるモーターショー取材では、565gという重さはちょっとネックになりそうだ。
プレスカンファレンスやポートレートはDA★50-135mm ED AL F2.8 SDMを使用。静かでスムーズなフォーカシングはSDMならではで、一度経験すると、ボディ内蔵モーターを用いるレンズがやたらうるさく感じる。ようやくPENTAXユーザーも超音波モーターの恩恵にあずかれるようになった。夏頃に発売予定で、スターレンズ以外で初めてSDMを搭載するDA 17-70mmもその写りが気になるところではある。