東京モーターサイクルショー、屋外イベントステージでは、成田匠、西元良太、野本佳章の3選手による、MFJ主催のバイクトライアルデモンストレーションが開催されていた。
成田選手はノーマルの『Scorpa TY-S125F』に乗車、西元選手と野本選手は『Scorpa SY250R』、『beta Rev-3』と実際にレースに使用している250ccのバイクに乗車してスタート。
トライアルの基本となる、バイクに乗りバランスを保ち続けるスタンディングから始まり、後輪だけで走るウィリーや、前輪だけで走るストッピー、そしてステージに用意された簡易ハーフパイプを利用し、空中でバイクの向きを変えるエアターンなど、難度の高い技を次々と繰り広げた。
イベントのために集まった大勢の観客からは、終始大きな歓声がわき起こっていた。すべての演技が終わった後は、3選手との握手会もセッティングされた。選手たちは笑顔で記念撮影にも応じていたので、参加した人は満足そうだった。