Atomは、インテルが提唱するモバイルインターネット端末(MID:Mobile Internet Device)のコアとなるプロセッサであり、低消費電力・高性能なのが特徴だ。さらに現在、インテルのPC向け主力プロセッサである『Core 2 Duo』シリーズと高い互換性を持ち、主にインターネットで流通するPC向けの様々なソフトウェアやサービス、プラグインなどが流用しやすいというメリットを持つ。
記者会見ではクラリオンが開発コードネーム「MiND (Mobile Internet Navigation Device)」という車載向けコンセプトを参考出展。プロセッサにAtomを搭載し、OSはLinuxベース、Wi-Fi(無線LAN)やBluetooth、WiMAX、3Gなど複数の通信方式に対応する見込みだ。