新日本石油は、暫定税率期限切れになった場合の4月1日以降のガソリンの卸価格についての対応を発表した。
発表によると、同社ガソリンの油槽所在庫品については、暫定税率(53.8円/リットル)が課税されており、4月1日以降出荷分においても、各油槽所毎に3月末在庫品の払い出しが完了するまで、暫定税率を適用した卸価格とする。
また、製油所出荷品については、本則税率(28.7円/リットル)を適用した卸価格とするとしている。
油槽所と呼ばれるタンクローリーに積み込む貯蔵設備を経由する地域では、3月末在庫がなくなるまで暫定税率53.8円/リットルを適用した卸価格となり、4月1日以降製油所から出荷されるガソリンが店頭に並ぶにはしばらく時間がかかる模様だ。