【リコール】東急車輌、大型トレーラでホイール破断のおそれ

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東急車輌製造は27日、大型トレーラのホイール破断事故で同社の設計ミスが原因だったことを踏まえ、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、1989年4月25日 - 2007年8月8日に製作された1199台。

軸重緩和を受けたバラ積み緩和2軸トレーラが装着しているホイールの疲労限界軸重が、車両の設計上の軸重に対して、余裕が少ないものがあり、積荷の積載位置が荷台中心から後軸よりになった場合やシビアコンディションでの使用により、軸重がホイールの疲労限界軸重を超え、ホイールに亀裂が発生、破損し、車輪が脱落するおそれがある。

対策では、ホイールを板厚の厚いものに交換するほか、指定ホイール以外の使用を禁止する注意銘板を貼付し、さらに荷台中心位置を表示する銘板を側面に貼付する。

対策品の準備に時間を要するため、暫定対策としてユーザーの点検によりホイールの亀裂を確認するなどについてダイレクトメールで注意を喚起する。

不具合発生件数は118件で、市場からの情報と国土交通省からの指摘で発見した。事故は昨年7月に広島県で人身事故が1件起きている。

《レスポンス編集部》

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