トヨタが2月18日に発表した新型『クラウン』のインテリアは、横基調のダッシュボードで“爽快な広がり感”を、縦基調のセンタークラスターで“操る楽しさ、嬉しさ”を与えるという狙いのもと、先代から刷新を図った。
先代はダッシュボードの上面と側面で色が切り替えられていて、その見切り線が緩やかなカーブを描いていた。また、木目の色も明るかった。トヨタデザイン部 グループ長の片桐正さんは「先代のインテリアデザインは、エクステリアの代わり映えに比べると、劣っているという声があったんです」と言う。
新型は、グローブボックスより上にダッシュボードが重なる形状になり、積極的に段差がつけられている。ダッシュボードの黒い色の面積が増えたことも、印象を変えるのを手伝っている。
変化させようというのならば、例えば独立三眼のメータークラスターなども考えられるが、片桐さんは「私達は極端にスポーティなイメージを目指したわけではありません。メータークラスターでは、横基調と縦基調の大きな流れを阻害させないように一体のものとしてまとめたのです」と言う。
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