2007年の携帯電話販売台数、過去最高に

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2007年の携帯電話販売台数、過去最高に
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ガートナー・ジャパンは、2007年(1 - 12月)の日本での携帯電話端末対エンドユーザー販売台数が5230万台に達したと発表した。

これはカメラ付き携帯電話端末によって買い換え需要が大きく伸張した2003年を上回り、過去最高となった。

2007年は音楽再生機能、高画質大画面ディスプレイとワンセグ放送受信機能、高画素カメラによって既存ユーザーによる買い換えが進み、第1四半期から第3四半期にかけて販売台数は2ケタの成長率を記録した。第4四半期の販売台数は前年割れとなったものの、これはauとNTTドコモの新販売方式開始による影響ではなく、これらの機能による買い換えが収束に向かったためと分析している。

ベンダー別では、シャープが、2位にほぼ倍のシェアを確保し、2年連続で首位となった。各ベンダーがワンセグ放送チューナ内蔵機種ラインナップを強化したが、同社は液晶テレビでのAQUOSのブランド力を背景に、NTTコモ、au、ソフトバンクモバイル向けのすべての市場で好調だった。

パナソニックは、豊富な機種バリエーションによって2年連続で2位となった。富士通は、年間を通じて急激に市場シェアを伸ばし、2006年の5位から3位へ順位を上げた。シニア層を中心に根強い人気を誇るらくらくホンシリーズに加え、高位機種の『F904i』の販売が拡大した。

4位の東芝は、オーディオ・ビジュアル(AV)機能を訴求ポイントとして新しい機種を投入することで認知度を高めた。NECは、2006年の3位から5位に順位を落とした。

今後については、2008年後半から2009年にかけて一時的に需要は停滞すると予想している。

《レスポンス編集部》

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