【アウディ A5 日本発表】パワフルな新開発V6直噴エンジン

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【アウディ A5 日本発表】パワフルな新開発V6直噴エンジン
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アウディ『A5』の心臓部には新開発となる3.2リットルのV6直噴エンジンと6速ATが搭載されている。このエンジンは昨年『A6』に追加された2.8リットル直噴エンジンの拡大バージョンだ。

アウディジャパン マーケティング部の青木徹さんは「A5のFSIエンジンは「アウディバルブリフトシステム」が採用された新しいパワーユニットです。低回転域からトルクが太く、扱いやすいのが特徴ですが燃費性能も非常に優れています」とコメント。

「欧州ではFFの1.8リットルターボも設定されていますが、日本仕様はA5の雰囲気にあった3.2リットルだけの設定としました」

実際にA5のエンジンは発進時から非常にパワフルで、その力強いトルク感は高回転域まで衰えることがない。そのため鋭いレスポンスを持ちながらも、息の長い加速感も味わうことができるのだ。

A5の車両重量は4WDのクワトロシステムを搭載することもあり、クーペの中では重い部類となる1670kgだが、重さを感じさせることなく山道でもグイグイと加速してくれる。

A5のパワートレーンは街なかではトルクフルで扱いやすく、ひとたびアクセルを踏み込めばスポーティな走りも受け止めてくれる柔軟性のあるエンジン。トランスミッションはトルクコンバーターの6速ATとなるが、変速が素早くスムーズなので心地よく走ることができる。

3.2リットルの排気量でここまで扱いやすく、そしてパワフルなユニットはほかにはないだろう。この柔軟性のある新開発のV6エンジンもA5の大きな魅力だ。

《岡島裕二》

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