【BMW 1シリーズクーペ 日本発表】コルドバ社長「唯一の選択肢」

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BMWのボトムエンドを受け持つコンパクトモデル、『1シリーズ』に2月26日、クーペモデル「135i クーペMスポーツ」が加わった。

日本法人、ビーエムダブリュー株式会社のヘスス・コルドバ社長は発表会の席上、「1シリーズはBMWにとって、とても重要なモデルです」と紹介。

さらに「BMWのダイナミックなエッセンスが小さなボディに凝縮された1シリーズクーペは、ハッチバックと同様、コンパクトクラスで唯一のRWD。ハイパワーな3.0リットルツインターボを搭載しながら、前後の重量配分は50:50というBMWの法則を守っています。スポーティなコンパクトプレミアムを求めているカスタマーにとっては、この1シリーズクーペが唯一の選択肢なのです」と語り、商品力に自信を見せた。

新型1シリーズクーペは135i クーペMスポーツのモノグレードで、直列4気筒や直列6気筒自然吸気など他のエンジンバリエーションは当面用意されないという。

消費税込みのメーカー希望小売価格は6速MTが538万円、6速ATが549万円。1シリーズ5ドアのトップグレードで3.0リッター自然吸気エンジンを搭載する「130i Mスポーツ」に対しそれぞれ43万円高と、戦略的な価格付けがなされている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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