イタリアのフェラーリ社とコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは、フェラーリの輸入権をフェラーリ社が設立する日本法人に移管することで合意したと発表した。
合意を受けてフェラーリ社は、7月1日にフェラーリ日本法人を設立し、同日付でフェラーリの輸入権を新会社に移管する。フェラーリの販売体制を強化するのが狙い。フェラーリ日本法人は直販は行わない。
コーンズはこれまでの「日本総代理店」から「正規代理店」に移行、フェラーリの販売・サービスは継続する。
現在コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッドは、東京、名古屋、大阪にある3か所の直営ショールームで、フェラーリ車の販売・アフターサービス業務を展開している。この体制は今後も維持していくと同時に、加えて現在、これら地域でサービスセンターの増設を進めている。
コーンズは、フェラーリの他、マセラティの日本総代理店、ロールスロイス、ベントレーの正規代理店として高級輸入車4ブランドの販売・サービスを展開している。