フィアットグループオートモービルスジャパンは22日、新型フィアット『500』日本導入発表会を、東京・九段のイタリア文化会館で開催した。
会場には屋外1台、屋内1台の計2台の日本導入モデルが展示され、フィアットグループオートモービルスCEO、ロレンツォ・システィーノをはじめとする同グループ関係者が同車の魅力をアピールしていた。
報道陣ら約500人が駆けつけた同発表会は、同社としては初めての規模。そのスピーチ上で、ロレンツォ氏は同車を「単なる自動車ではなく、そのコンパクトで丸いフォルムの中に歴史と大きな意味を持つ、イタリアンデザインのシンボル」と位置づけ、イタリア文化のひとつと例えた。
また、同社フィアットカントリーマネージャー・ティツィアナ・アランプレセ氏は「約50年ぶりとなる新型フィアット500に、すでに日本のユーザー500人が購入を検討していただいている。同車の年間販売目標は5000台」と、まさに“5づくし”の発表となった。