日産ディーゼル工業は29日、普通トラック・トラクタの燃料配管に不具合があるとして、国土交通相にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2004年11月15日 - 07年6月6日に製作された14車種計1万7681台。
エンジン燃料低圧配管用コネクタ部のガスケット材質が不適切なため、取付ボルト締め付け時にガスケットの表面に亀裂が生じ、そのまま使用を続けるとコネクタ部から燃料が漏れるおそれがある。全車両、ガスケットおよび取付ボルトを対策品と交換し、規定トルクで締め付ける。
不具合発生件数は37件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。