三菱自動車は、3月4日からスイス・ジュネーブで開催される第78回ジュネーブ国際自動車ショー(ジュネーブモーターショー)に、スポーツハッチバックのコンセプトカー『Prototype-S』(プロトタイプ-エス)を世界初披露すると発表した。
Prototype-Sは、欧州でニーズの高い、5ドアスポーツハッチバックとして開発された。
2007年に同社が発表した『ランサー』(日本名『ギャランフォルティス』)、『ランサーエボリューションX』、また、2008年のデトロイトモーターショーで発表した『ランサーラリーアート』のスポーツセダンラインナップをベースとしている。
エクステリアデザインは、三菱自動車のデザインアイデンティティである、フロント台形グリルと逆スラントノーズを組み合わせたフロントマスクを特長に、コンセプトを明快に表現したワイド&ローのプロポーションとすることで、欧州市場での他の5ドアハッチバック車と比べて力強いスポーティなフォルムとした。
メカニズム面では、ランサーラリーアートと同様、新開発の2.0リットル「MIVEC」4気筒DOHCインタークーラーターボ付きエンジンを搭載、低燃費と走りの楽しさを両立する、高効率トランスミッションTwin Clutch SST、駆動系には、ACDを採用した。