GM、07年世界販売はトヨタを3000台上回る

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米GM(ゼネラルモーターズ)が23日発表した2007年の世界販売(速報値)は、前年比3%増の936万9524台となった。すでに発表していたトヨタ自動車の速報値を3000台程度上回った。両社の速報値を万台単位に4捨5入すると、いずれも937万台となり「同着」とみることもできる。

GMによると、同年の北米での販売は6%減の452万台と苦戦が続いたものの、中国や欧州、南米、アフリカ、中東などほとんどの海外地域で過去最高を達成した。937万台の世界販売は、同社として過去最高だった1978年に次ぐ2番目の実績となった。

GMはリリースのなかで「当社はとくに新興市場での販売の勢いを築いた」とアピールしている。両社の07年世界生産では、トヨタが約23万台上回り、初めてトップに立った。販売ベースでも両社の実績が注目されていた。

ただ、GMの販売データには卸売ベースの統計も含まれており、小売で集計するトヨタとの違いもある。集計では先に発表されたトヨタの数値を意識したと思われる。いずれにしてもトヨタは昨年、世界の自動車産業のなかでトップの実力を見せたことになる。
《池原照雄》

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