デトロイトモーターショー初日の13日、ホンダ福井威夫社長はプレスカンファレンスのスピーチにて、ホンダ「i-DTEC」クリーンディーゼルエンジンを2009年に投入すると言明した。
i-DTECクリーンディーゼルエンジンは2008年秋に『アコード』に搭載されて欧州デビューする予定。このエンジンは、より厳しい北米の「Tier2 BIN5」規制をもクリアし2009年内に北米投入される。
i-DTECエンジンはその後、主に2リットルオーバーのエンジンに対してホンダブランドにも展開され、2リットル以下のエンジンは「IMA」ハイブリッドシステムが展開される。
なおホンダは2009年にハイブリッド専用車を投入する予定があり、その後はコンセプトカー『CR-Z』ベースのコンパクトハイブリッドスポーツの市販も用意しているという。
「私は70年代に当時厳しかった環境規制であるカリフォルニアのマスキー法クリアにエンジニアとして参加した。今度は燃費というステージでホンダは世界から認められたい」と福井社長は語った。