SUPER GTの2007年最終戦となる第9戦「FUJI GT 300km RACE」が、11月3日・4日に富士スピードウェイにて開催された。
GT500クラスの優勝は、ロイック・デュバル/ファビオ・カルボーン組の32号車「EPSON NSX」。ドライバーズランキングでも一気に2位に躍り出る形となった。そしてチームタイトルも伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組の8号車の「AUTOBACS RACING TEAM AGURI」が獲得。ダブルタイトルを手にした。
GT300クラスは、谷口信輝/ドミニク・ファーンバッハ組の26号車「ユンケルパワータイサンポルシェ」が第8戦に続いて今季2勝目。最終戦までもつれ込んだ4つ巴によるチャンピオン争いは、ポイントランキング2位につけていた大嶋和也/石浦宏明組の101号車「TOY STORY Racing apr MR-S」が2位に入り、再逆転で王座を獲得。ランキングトップだった高橋一穂/加藤寛規組の2号車「プリヴェKENZOアセット・紫電」は3位だったため、ドライバーズタイトル奪取ならず。ただし、チームタイトルは2号車の「Cars Tokai Dream28」が獲得した。