アウディ・ジャパンは、東京都渋谷の表参道にある「Audi Forum Tokyo」に、1936-37年に生産されたレーシングカー、アウトウニオン『タイプC』を一般公開中。このモデルの日本公開は初めて。
アウトウニオン・タイプCは、アウディの前身であるアウトウニオン社が1936-37 年に生産した伝説のレーシングカーで、ハンス・シュトゥック、ベルント・ローゼマイヤーらのレーサーが当時のモータースポーツシーンを席巻した。
現在のアウディのエンブレムであるフォー・シルバー・リングスをつけたV型16気筒エンジンをミッドシップに搭載した。アウトウニオンのレーシングカーは「シルバーアロー」と呼ばれ、1934年のタイプAからこのタイプCまでが参戦した59戦中、F1の前身であるグランプリ優勝3回を含めて33戦で優勝を飾っている。
アウトウニオン・タイプCは11月8日までアウディフォーラム東京に展示公開するほか、11月10、11日に富士スピードウェイにて開催される「ルマン・クラシック・ジャパン 2007」にも展示される。